フランス発祥のスイーツは数多く存在しますが、その中でも高い人気と知名度を誇るのがガトーショコラです。濃厚なチョコレートの風味は、チョコレート好きはもちろん、多くのスイーツ愛好家を魅了しています。
さまざまなブランドやメーカーが創意工夫を凝らしたガトーショコラを展開していますが、その中に今年新たに加わって高い注目を集めているのが、東京・丸の内に本店を構える洋菓子店Cadeauが生み出した「ガトーショコラ フランボワーズ」です。
従来のガトーショコラとはひと味もふた味も違う独自の味わいや食感で急速にファンを増やしつつある「ガトーショコラ フランボワーズ」の魅力に迫ります。
ガトーショコラって、どんなお菓子?
ガトーショコラは知名度も高く、多くの洋菓子店で販売されているお菓子なので、一度くらいは味わったことのある人も多いはずです。
とはいえ、「名前は聞いたことがあるけど、食べたことがない」「どんなお菓子なのかよく知らない」という人もいるかもしれません。
まずは、ガトーショコラの一般的な特徴について解説します。
フランス発祥のチョコレートケーキ
フランス語でガトーは「ケーキ」。ショコラは「チョコレート」を意味します。その名のとおり、ガトーショコラはフランス生まれのチョコレートケーキです。
現在では、多くのカフェやパティスリーで定番のメニューの一つとして重宝されているほか、家庭でも手軽に作れることから身近なスイーツとしても親しまれています。
チョコレートの風味を堪能できる
ガトーショコラの特徴としてまず挙げられるのは、チョコレート特有のカカオの深い香りとコクをしっかりと楽しめる点です。
他のチョコレートケーキと比べると、ガトーショコラは小麦粉が少なめにして、代わりにチョコレートやバターをたっぷりと使って作られます。それによって、このような濃厚な味わいが実現できるのです。
シンプルでありながら奥が深い
オーソドックスなガトーショコラの材料は、チョコレート、バター、卵、砂糖、小麦粉というシンプルなものです。
一方で、アレンジの幅はかなり広く、例えば使用するチョコレートを変えるだけでもさまざまな風味を楽しむことができます。
また、焼き加減の違いでも食感が変化し、しっかり焼けばしっとりした仕上がりに、焼き時間を短めにすると中心部が半生状態になって滑らかな舌触りになります。
他にも、冷やすとしっとり感が強まり、温めるとふんわり感が増すという特徴もあるなど、さまざまな楽しみ方ができる奥の深さもガトーショコラの大きな魅力といえます。
Cadeauの新作「ガトーショコラ フランボワーズ」がおいしいワケ
Cadeauが2025年5月に新たに商品ラインナップに加えた「ガトーショコラ フランボワーズ」は、従来のガトーショコラとは一線を画するユニークな味わいで注目を集めています。いったいどんなお菓子なのでしょうか。そのおいしさの秘密の一端を紹介します。
チョコレートへの強いこだわり
ガトーショコラの味わいの決め手となるのは、何と言ってもやはりチョコレート。
当然ながら「ガトーショコラ フランボワーズ」に使われるチョコレートは厳選を重ねた末に選ばれたこだわりに逸品です。それが、世界トップクラスのチョコレートメーカーであるフランスのヴァローナ社の「グアナラ」。
チョコレート自体の風味のよさもさることながら、他の素材の良さを際立たせる特徴があることが決め手となりました。
小麦粉を使わないことで生まれるリッチ感
ガトーショコラはフランス語でチョコレートケーキを意味することから分かるとおり、小麦粉を使って作られるのが一般的です。
しかし、「ガトーショコラ フランボワーズ」には小麦粉は一切使われていません。そのほうがチョコレートの風味がより際立ち、リッチ感が強調されるためです。
チョコレートの味わいを引き立たせる自家製フランボワーズジャム
「ガトーショコラ フランボワーズ」は、その名のとおり、中にフランボワーズジャムが入っているのが特徴です。このフランボワーズジャムは自家製で、チョコレートの風味をよい引き立たせるためのオリジナルレシピに基づいて作られています。
蕩けるような味わいのフランボワーズジャムが、「ガトーショコラ フランボワーズ」の唯一無二の個性を強調しています。
腕利きのパティシエが一つひとつ心を込めて手作り
Cadeauの他の商品にも言えることですが、「ガトーショコラ フランボワーズ」は大量に生産することができません。
その理由は、一流のパティシエが一つひとつ心を込めて、丁寧に手作りしているから。
だからこそ、工場で大量に生産されるスイーツとはひと味もふた味も違う、手作りならではの繊細かつ上品なやさしい味わいを実現できるのです。
「ガトーショコラ フランボワーズ」はこうして作られる
熟練のパティシエの丁寧な仕事の積み重ねにより生み出される「ガトーショコラ フランボワーズ」。いったいどのように作られているのか興味が湧きますね。その工程を見せてもらいました。
材料は、チョコレート、バター、砂糖(グラニュー糖)、卵黄、卵白、ココアパウダー。
溶かしたバターをチョコレートに入れる
液状になったチョコレートが入ったボウルに溶かしたバターを入れて混ぜます。最初に1/3程度入れ、混ぜ合わせたあとで残りを投入すると作業がしやすくなります。
ポイントとなるのは、まず温度。チョコレートが液化する28℃と同じくらいの温度にバターも揃えます。これは卵黄、卵白についても同様。温度をそろえるのは、分離を抑えて乳化をスムーズに促す効果があるためです。
もう一つのポイントは混ぜ方。空気がまんべんなく含まれるよう、ボウルの底からゴムベラですくいながらしっかりと混ぜます。
砂糖と混ぜ合わせた卵黄を投入
卵黄が入ったボウルに砂糖を入れてよく混ぜ合わせます。それをバターと混ぜ合わせたチョコレートが入ったボウルに投入し、さらによく混ぜます。
このときも空気が十分に、かつまんべんなく含まれるように意識します。空気に含まれ具合によって、食感や口どけが大きく変わってくるのです。
メレンゲを混ぜ合わせる
卵白と砂糖をよく泡立ててメレンゲを作ります。
それをチョコレート、バター、卵黄、砂糖を混ぜ合わせたボウルに入れ、空気の含まれ具合を見極めながら入念に混ぜます。
カカオパウダーを入れる
チョコレート、バター、卵黄、砂糖、メレンゲを混ぜ合わせたボウルにカカオパウダーを入れて混ぜます。事前にカカオパウダーをふるいにかけておくことで、ダマになりにくくなります。
十分に混ぜ合わせたら、生地の完成です。
型に流し込む
完成した生地を型に流し込みます。
6割ほど流し込んだところで円盤状に冷凍しておいたフランボワーズジャムを載せ、その上からさらに生地を注ぎます。
オーブンで2度焼きする
生地を流し込んだ型をトレイに載せて、オーブンで2度焼きします。焼き時間は1度目が約25分、2度目はトレイを反転させて、約20分です。こうすることで、中心部までしっかりと焼き上げることができます。
ちなみに完成した「ガトーショコラ フランボワーズ」の1個あたりの大きさは直径約12㎝、厚さが5㎝程度。やや小ぶりのサイズに思われるかもしれませんが、チョコレートがぎっしりと詰まっているので食べ応えも申し分ナシです。
Cadeauの店舗情報
Cadeauは、東京駅、大手町駅からも近く、アクセスは非常に便利です。地下鉄大手町駅B1出口から徒歩1分の場所にあり、誰もが滞在しやすい場所にあります。
住所:東京都千代田区丸の内1-4-1 丸内永楽ビルディング iiyo!!(イーヨ!!) 1F 営業時間:平日11時〜20時 土祝11時〜19時 定休日:不定休 電話番号:03-6269-9520 |
また、オンラインストアも運営しておりますので、24時間いつでもご注文可能です。
まとめ
シンプルでありながら高級感も漂わせるガトーショコラは、特別な日に味わって楽しむのはもちろん、ギフトや手土産の用途でも人気のスイーツです。
スタンダードなものからちょっとユニークな変わり種まで、さまざまなガトーショコラが販売されているので、お気に入りの逸品を求めて探してみるのも楽しそうですね。
そしておいしいガトーショコラを選ぶ際には、Cadeauのガトーショコラ フランボワーズも選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?
味わいはもちろん、素材にも製法にもこだわって作ったガトーショコラ フランボワーズは、大切な方への感謝の気持ちを、美味しさとともにお届けするのに最適です。
Cadeauは、東京丸の内仲通りにあります。大手町からも近いので、ぜひ一度お越しください。皆様の大切な方への素敵な贈り物をご用意してお待ちしております。